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2007-03-17 Sat 22:41
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「なんだか大変なことになってるんだって?」
「あぁ、またお前さんトコのあいつだよ。」 「またぁ…? で、今度は何したの?」 「今日中に見積り持って来いって伝言を『あっ、忘れてましたぁぁ~♪』だってさぁ」 「ほぇ?…何回目よ?」 「知るか!!」 「そっ それって…もし… かして……あんたがずっと通ってた…」 「そっ、『あれは口だけか! もう二度と来るな!!』って夕方いきなり電話で怒鳴られてさ」 「ひぇっ… 半年かかって…やっと話聞いてもらえるようになったって言ってたよね…」 「まったくさぁ…俺の努力どうしてくれるんだよ!」 「ごめん! 電話は必ずメモ取るように言ってるんだけど… で……どうなったの?…」 「課長とすっ飛んで行って平身低頭謝り倒して、何とか明日の朝イチで届けるって事で許してもらったよ。」 「よかった… それで残業なんだ。 でも一人?」 「いや、さっきまでみんな居たんだけど、後は俺だけで大丈夫だからって帰ってもらったんだ。」 「彼女は? 責任とって残んなかったの?」 「勘弁してくれよ。 やっと出来た見積りパーにされたくないぜ。」 「ありえそうだから… 怖いね……」 「って、成瀬 お前出張じゃなかったっけ?」 「うん、一泊予定だったんだけどなんだか気になって…」 「そっか、悪い事したな」 「ううん、こっちこそ… 何か手伝おっか?」 「いや、もう終わるとこだから… 」 「そう…」 「あっ、そうだインスタントでいいから珈琲入れてくれる?」 「OK、ブラックでいいのよね」 「ああ、ウマイやつ頼むよ」 「ほい…ブラック 温めで…」 「ああ、サンキュッ いい匂いだな。」 「秘書課の子から来客用のやつ分けて貰ってたから。」 「相変わらずモテてんなぁぁ…」 「そんな事言うならあげないぞ 」 「ダメ、俺が飲むんだから 寄越せ!」 「きゃっ 危ない…」 「うわっ 熱っ!」 「だっ 大丈夫? ティッシュ ティッシュ…」 「おっ おい! どこ触ってるんだよ…」 「えっ?…きゃっ ごっごめん」 |