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秘め始め
2008-01-13 Sun 23:25

「おじさま…お出かけ…?」
年末進行の締め切り、お正月の雑事、ずっと家にいた叔父がうきうきと外出の支度をしている。
もしかして…?…また…?
痛む心を押し殺して聞いた美羽に返ってきたのは

「うん…カワイイお姉ちゃんと遊んでくる」


やっぱり…いつもどおり答える叔父のあまりに明るい顔に、「他の女の人に触れるくらいなら、私を抱いてください」


「…」


あっ…躊躇う間も無く発せられた言葉に、冬の晴れ間に照らされた玄関は一瞬凍りついたようかに見えた。 でもそれは美羽にだけだったようで返された言葉は


「んっ…おカンチョウさせてくれるならね」


いたってのんきな叔父の言葉だった。 
そのあまりの明るさに一瞬、目を見開いたものの、ここではぐらかせてはいけない…
ずっと想っていた私を知ってもらわなければ…

「何でも…おじさまが望むなら…」
言いながらも頬が熱くなる。 

「ちっ!」
いつもなら頬を朱に染めて逃げ出す姪の、思いがけない言葉に小さく舌打ちをして
「カンチョウだけじゃなく、鞭でぶたれたりするんだよ…」


「… は  い…」




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闇色 14
2007-08-26 Sun 17:13

『ひっ … くっ  …っあ ぁぁ…』
『あっ… ぁぁ…』


柔らかな髪の感触のせいなのか、先ほどの指の悪戯とは違う波が私の躯を襲いはじめました。
足や脇に触れられたときのような暴れだしたくなるような擽ったさではなく、もどかしいような感触に、私はじっとしていることも出来ず、ただ声を殺して躯をくねらせていました。 

『そんなに躯をくねらせて…淫らですね…』
『んっ… やぁ… っああ…』
『悪い人だ…そんなにお尻を振って私を誘って…』
『ほら…もっとお尻を上げて…』
『やっ …っ …あんっ …痛ぁぁい…』

恥ずかしい言葉をかけられ自分の淫らさを揶揄されているというのに私は躯の動きを止めることが出来ないのです。
ピシャピシャ… 
そんな私を罰するかのように、またお尻に振り下ろされる手は、先ほどの骨にまで響く強さではなく、甘い痛みに私に切ない声を上げさせるのです。 熾火であぶられるかのようなもどかしい思いに気が狂いそうな私は与えられた甘い痛みに、もっと と叫びださ無いように唇を噛み締めているだけで精一杯でした。 そんな私をあざ笑うかのように、今度はTバックの紐を持ち上げ、つんつんと引っ張るのです。 熱を帯びた躯はそんな刺激にすら声を上げてしまい、また八千草様を喜ばせてしまうのです。


『ほら…もっと声を上げて…』
『んっ んくっ… 』
『欲張りな人ですね。 こっちも可愛がって欲しいんですか…ほら…ほら…』
『ちっ違います… やんっ っああ… そんな…』
『違うの? …こんなに歓んでいるのに?  ほら… ここも…』

必死に声を殺し続ける私の努力など女性に慣れた八千草様の前では何の意味も無く、新たな責めを与える口実でしかないのです。 引き上げられる下着に私の躯がどれほど潤んでいるのか思い知らされてしまったのです。 濡れた布に淫らに立ち上がった肉芽に触れ擦られて、それを後ろから見られて、淫らな声を上げる私にこれ以上の辱めは無いと思われたのに…

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闇色 13
2007-07-01 Sun 18:01

ピシリ!
動きを止めた私に与えられた痛みは尾骶骨に響くほどでした。
鋭い痛みに反射的に跳ねる躯に、2度3度と容赦なく与えられる打擲の音と私の悲鳴が響き渡りました。 


『痛い!   やめて!』
『動くんじゃない!』
『あぁ 動かないから…許して…』


痛みと屈辱に涙を滲ませた私の声に、ようやっと八千草さんの手が止まりました。  ほんの少しマットがきしむだけでビクッと震える私を楽しむかのように熱を帯びたお尻をゆっくりと掌で撫でられる、じっとりと汗が滲み、少しでも動けばまた打たれると思い私は指一本動かすことも出来ません。 

『もっとお尻を上げて…』
『えっ? はっ はい 』

腰を持ち上げられ突き出すようにされても、もう私には逆らう気力などありませんでした。 力の入らない腕を投げ出したまま、汗に濡れたシーツに顔を伏せ、肩を震わせているしか出来ないのです。 もう抗わないと思ったのでしょう、右のお尻左のお尻、時には太腿まで手は這い回るのです。

『そう…そのまま…  ああ… 白い肌が真っ赤な花が咲いて綺麗ですよ。』
『あっ…』
『んっ…このすべすべな手触り。 熟れて上品な肌… 夢にまで見ていたんですよ…』
『くっ… んっ…』


ねっちりとした愛撫は執拗に続き、剥き出しのお尻を見られるだけでも恥ずかしくてならないのに、ねっとりとした視線に見つめられ、観賞され、触れられて、永遠続きそうな羞恥の時に私は気が遠くなりそうでした。 自由になった腕も少しでも動かせば、また打たれるかとも思いただ滑らかなシーツを握り締めるだけで、いっそう括られていた方が諦めもつくのにと思ってしまいます。 
這い回る掌はいつしか指先に変わり、つっと背筋を撫で上げられた瞬間、私は思わぬ快感にぴくんと躯を跳ねさせたのです。 打たれると思った瞬間、またすっと背筋を撫で上げられ、私は声を上げてしまいました。

『くっ!』
『あっ ぁあん』
『感じやすい背中ですね… こんな風にされるのはどうです?』
『ひっ… っあん…』


2度3度私の背を指先で辿った後、今度は乱れてほつれた私の髪をひっぱり、私の肌の上で踊らせたのです。

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闇色 12
2007-06-24 Sun 20:02

『腕が痛いのですか?』
『えっ…?… あっ… きゃっ! 』
溢れる涙を腕の痛みと勘違いしたのか、頬を伝う涙を指で掬いながら私に問いかける八千草さんに、感じすぎて溢れた涙だとは言えない私はいきなりうつぶせにと転がされてしまいました。

『あぁ…こんなに赤くなって… あんなに暴れるからですよ。』
私の手首をさする手に、今更ながら私は抜けそうに痛む肩や、痺れ始めた指先に気づいたのです。 そして…尖った乳首に触れるシーツの冷たさに私の躯がどれほど熱く疼いているのかにも、気付かされたのです。
 
『大人しくしているなら、決してその躯を隠さないと約束するなら、解いてあげても良いですが…?』
『えっ…そんな……』
『まあ、このままでも大丈夫ですよ。 手を傷めて不自由になっても、全部私がお世話してあげますからね。 食事も、排泄も…私に任せてください。』
『そんな…っ… 解いてください。』
『じゃあ、その可愛い手は私が言った所に置いておくんですよ。』
『…は  い…』

このまま自由を奪われたまま、弄られ続けたらどうなってしまうか分からない私に、大人しくして色というほうが無理なのです。 けれども、このまま縛られ続けて腕が使えなくなってしまったらという恐れに、私は約束するしかなかったのです。 ようやっと縛めを解かれた私の手をゆっくりとさすられながらも無防備な背を晒していることが私を落ち着かなくさせます。 躯を隠すことを禁じられた私のせめてもの慰めは薄暗く照明を落とした部屋でした。 けれども…
カチリ 
いきなり頭のほうに腕を伸ばした八千草さんに戸惑う間も無く、煌々とついた灯りにぎゅっと瞳を瞑った私のお尻の上を冷たい手が撫で回すのです。

『ほぉ…  やはり 色の白い貴女に黒のシーツが良く映える… それに…この手触り…』
『いやっ… 』
ほうと溜め息をつきながら、掌全体で味わうかのような動きに、思わず跳ね起きそうになった私は次の瞬間、
パチン!
肉を打つ音と鋭い痛みに私の躯は動きを止めたのです。


『きゃっ 痛っ!』
『大人しくしなさい。』

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闇色 11
2007-06-07 Thu 22:52

薄暗がりの中、縛められた私の左側のマットが沈み、先ほどの自分の乱れ方を考えると何をされるのか、どんな風になってしまうのかとさまざまな不安に駆られた私は、大きな影に覆われた瞬間ビクッと身を強張らせたのです。 私の緊張が伝わったのでしょうか、耳元で優しい声が聞こえてきました。
『力を抜いて…そんなに怯えていると…もっと苛めたくなってしまう…』
『そっ…そんな…』
『それとも…酷くされる方が好きなんですか…?』
『違いっ…っ  あんっ…』

思いがけない問いに、驚く私の耳朶を甘噛みされ、思わず声を上げてしまったのです。 そのままうなじから首筋へと辿り、鎖骨で遊ぶと舌に気を取られている内に、器用な指が先ほど育てた胸の飾りを指で転がし、摘んでさらに大きく育てていくのです。 時折、爪をたてられ引っ張られ、甘い痛みに肌を焼かれて、くっと息をつめる私は、さっきの口付けよりもゆっくりと溶け始め身悶えてしまったのです。 一度歓びを覚えた躯は堪え性も無く、夫の穏やかな性技しか知らない私を翻弄していきます。
『あっ…っく… っああ…』
『敏感な胸ですね。 ほら、こんなに尖って、美味しそうだ。』
『ひっ っああ… やぁぁ …』

ちゅくっ…そのまま口に含まれ舐め溶かされ、肌を粟立たせた私を楽しむかのように舌が、歯が 私を追い詰め、自由の利かない躯を仰け反らせてしまうのです。 
『ほら、こんなに胸を突き出して いやらしいですね…』
『あっ …いやぁ… んっ くっふ っああ… 』


反射的に弓なる躯は更なる愛撫を求めているように見えてしまうのでしょうが、私はくねる躯を止める事が出来ないのです。 大きな胸を持ち上げられ、搾り出された痛いほど尖った先を舌で舐める様を見せ付けられ、恥ずかしさに自然に涙が頬を伝います。

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