『ふふ、今度はその唇を堪能させてもらおうか。』
『あまり…上手では…ないのですけれど…』
小さく呟くと私は、彼のズボンのファスナーを下ろし、下着からた昂ぶったものを取りだしてそっと先端をお口に含んだのです。 ゆっくりと舌を這わせ、唇で挟み込んだそれは既に硬くそそり立ち、それを見ることが出来ない私は瞳を瞑ったまま、頭を上下させました。 横抱きにされたまま顔を埋めた私の手首のボタンが外され、上着とブラウスが脱がされて露になった肩先が冷たい空気に震えました。 そのままブラのホックを外し、ストラップがスリップのと一緒に肩から引き下ろされてしまいました。 その手は休むことなく、スリップの裾を捲り上げるのです。 彼の太腿の上に胸を乗せたために腰を突き出した様な格好をしていた私は、はしたなく色の変わった下着を見られる恥ずかしさに、口を離しペタンと腰を下ろしてしまいました。 そんな私を、もう一度膝に乗り上げさせ、頭を押さえつけるのです。 イヤイヤと首を振る私の頬を昂ぶりが掠め、濡れた跡を付けて行きます。 パチン、いきなりお尻に痺れたような痛みが走りました。
『あっ… やっ……』
『ほら、続けて…』
『痛っ!』
『もっとぶたれたいの?』
『やぁ……』
『いい子だ… もっと奥まで…』
『 んっ ……んぐぅっ…』
『んっ …そう… 』
もう一度走った痛みに私が慌てて開いた唇に含んだ瞬間、グイッと後頭部を掴まれ、喉奥まで押し込まれてしまったのです。 えずき涙が滲む私の髪に手を差し込み背中へと流して露になった耳に触れる指に、ピクンと躯を震わせた私の動きが心地良かったのか口の中の塊が一回り大きくなりました。