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緋色 17
2007-03-09 Fri 00:00

浅ましくくねる腰を止めることも出来ずに上へと逃れようとする私をあやすように硬い感触が入り口を擦ります。 これ以上の官能を受け止めることなど出来ないと私の理性が囁くのに火のついた躯は入り口をひくつかせ、 グイッと押し付けた昂ぶりを難なく迎え入れてしまいます。 先ほどお口で育てた塊はいっそう大きさを増して私の中へと押し入り、蠢く柔襞に包まれて一瞬動きを止めました。 久しぶりに感じる充足感に私の内臓まで押し上げられる気がして、呼吸ことをすることまで忘れさせるのです。
『ひぃ っ… くっ……』
『すごい、 こんなに絡み付いて…』
『 やぁぁ… ぁぁ 熱いのぉ…』
『くぅ… んっ…』
『 あっ ああ… 』


トロトロに熟しきった蜜壷は隙間も無いほど埋め込まれた塊にからみつき、快感を強請ります。 そんな私を楽しそうに見下ろして、いきなり最奥へと腰を進め私の胸に吸い付いたのです。  先ほど初めて知った性感帯をいきなり責められて私は一瞬硬直しそのまま登りつめ、何も考えられなくなってしまいました。 今まで経験した事のない深い官能に私はただ流され彼に突き上げられるまま幾度と無く達し続けていたのです。 柔々と締め付けからみつく柔襞に彼も苦しそうに、何度も私を穿ち追い詰めていきます。


『いやぁぁ… ぁぁ 許して…』
『すごい…ぁぁ 吸うたびに…きつく締め付けて… くぅぅ…』
『ぁぁ … ああ…  』
『 いい …いきそうだ…』
『お願い… もう もう… ぁぁ…』
『一緒に今度は……  いけ!』


私の胸に噛み付いて内臓を突き破るほどの勢いで突き上げられた私の最後の記憶に残ったのは、彼の切羽詰まった声でした。


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